ラノベ以外の本

本は、これから 書評1 今の本はゆっくりという利点をもっているということについて

この本では、本という物のこれからについて語られているが、その執筆者たちである37人の中で複数によって語られていることがある。それは、本という物が「ゆっくりと」言う性質を内包していることについてだ。たとえ、すぐに読まれることはなくても、いつ…

ぼくはオンライン古本屋のおやじさん 書評

Amazonマーケットプレイスをはじめとするインターネットによるオンライン古本屋というものに興味があって、手に取った。だが、内容は予想と違った。この本は、最近のオンライン古本屋というより、インターネット初期の頃の話が大半を占めていた。それには若…

知られざる空母の秘密 書評

知られざる空母の秘密 海と空に展開する海上基地の舞台裏に迫る (サイエンス・アイ新書)作者: 柿谷哲也出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2010/09/18メディア: 新書購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (6件) を見る世界でも限…

心は孤独な数学者から インド式教科書について

『心は孤独な数学者』という本がある。この本は、数学者で『国家の品格』を書いたの藤原正彦氏が、ニュートン、ハミルトン、ラマヌジャンの3人について取材をして書いている本だ。 筆者自身が、3人の生まれ育った場所や彼らについて書かれた文献などを綿密…