誰かに自分の意見を伝える時、世界では正確に伝えるために必要なことがあります。
それは論理性です。
論理が通った文章は相手に理解してもらいやすいのです。例えば、自分はこういう理由があるからこれをやりたいというようなことです。
何かを主張するときには必ず相手にとって理解できる理由が必要なのです。
ところが、日本では異なります。明確な理由も言及のないまま話が進むことがほとんどです。けれど日本の中ではそれでもなんとか通用します。それは、日本人の十八番である暗黙の了解と共感力があるからです。あいまいな根拠でもなんとかやってこれたのはこれのおかげです。
ですが、世界から見たら日本人の考えは理解不能です。外国では論理が通っていない意見は価値がないからです。これが、日本人が世界で活躍して行くことに大きなハードルとなっています。また、外国から優秀な人材を連れてくることにも弊害となっているのです。
論理性のある文章を作ることは一朝一夕ではできません。アメリカでは幼い時からきちんと論理力を磨くための授業が存在します。
日本でも公教育の中にこれを組み込むべきなのです。そうしなければ外国に進出することなく、落ち込んでいく国内市場の中いるだけでは利益が上がらず潰れていく会社が増えるだけでしょう。
日本のこれからの未来に向けて教育を見直す必要があるのです。