社会を変えること

全学連という組織についてここ数日調べていた。そのきっかけは信州大学自治会が全学連に参加していることだった。
全学連、正式名称「全日本学生自治会総連合」は、日本の学生自治会の連合組織だ。学生の環境を良くしようすることを目的に活動している。たとえば、授業料を下げたり、施設の使い勝手を良くしたりすることである。
けれど、ここで問題にしたいのは全学連という組織の意義についてのことではない。全学連を名乗る組織が認知されているだけでも5つはあるということだ。一番穏健派が信大も加盟している民青系(つまり共産党を母体にしている)だがその他にも、中核派革マル派革労協現代社派系 などの同名の組織がある。
今も革労協赤砦社派系などの組織は暴力抗争を行っているということだ。敵対する組織を襲撃し死亡者をだしたり、教員を襲ったりなどである。

学生運動などの荒っぽい活動はもはや日本にはないと思っていたが、この事実を知ったとき驚愕した。認識が甘かった。

もちろん、これらはもはや自治会というより暴力団に属する組織としてマークされている。こんな危険な組織を放り出しているわけにはいかないからだ。

こういった事実を大手マスコミは公表しない。規制でも掛かっているのだろうか。実際に2008年には米軍の基地に攻撃を加えているにも関わらずだ。

さてまとめに入ろう。言いたいのは今も政治的な暴力活動をしているものが学生の中にはいるということだ。このことは私の認識不足だと言える。大学生は自分の快楽のために勉学を放棄している人が大半だと思っていたが、まだ悪い方向に執着している人がいたとは。

絶対に暴力はいけないことだ。なぜ人は組織を作るのだといえば、同思想のものが集まることで自分の意見を反映させやすくするためである。
そこに、多数決の原理は入るが、たとえ少数だからといってそれを挽回するために強行に走るのは間違っていることだ。

あくまでも言葉で行動しよう。言論の自由は認められているのだから。
私はこの世界で遊ぶのは無理なので自らが作りし世界の中で空論を遊ばせる。これも、一種の手ではある。だれにも、おすすめしない逃げの思想なので私以外はやるべきではない。では。