農工大の事故 大学側からの正式通知だが短すぎるような気がする

東京農工大学での事故に関連して、25日大学側からの正式な連絡がサイトに載せられた。以下引用する。

学生の実験中の事故について

* 全画面プリント
* 本文のみプリント

平成22年10月25日


東京農工大学長小 畑 秀 文

学生の実験中の事故について

平成22年10月22日(金)21時14分頃、本学小金井地区4号館において工学府の学生が薬品を用いた実験を行っていたところ、爆発事故が発生いたしました。
事故発生当時、防護メガネ、手袋、白衣等は着用していたものの、爆発の影響で重傷を負う誠に残念な事故となりました。
この事故を受け、当分の間、当該実験に用いられた薬品の使用を禁止するとともに、実験を行う際の安全対策に関する教員及び学生への注意喚起を行い、さらに、原因の究明と再発防止策の検討を行う体制を講じました。
本学としては、今後、事故のない安全な教育研究活動が行われるよう、安全対策の充実に努めていく所存です。

短い。短すぎる。何の薬品を使っていてどんな状況で起きたのか、せめて書いて欲しい。
そうでなければ本当に再発が防げるかどうのかも分からないではないか。それと責任の所在もはっきりさせなければならない。
もし担当の教授、助教授から指示を受けていたのだとしたらそちらの対応の仕方は適切だったのか。疑問は残る。

化学実験の正しい安全対策を学ぶための良書だ。