前回は既存のメディアミックスについてまとめた。それを踏まえて、まだあまりやられていないメディアミックスと新たなメディアミックスのアイデアについて書く。
まず、ライトノベルの実写ドラマ化はまだすくない。
前述したように、映画で実写化はあるが、今まで実写ドラマ化された作品は数えるほどしかない。漫画がドラマ化されるのだからライトノベルももっとあってもいいはずなのに。まだTVの番組制作会社にとってライトノベルは敷居が高いのかもしれない。
しかし、漫画のドラマ化の弾がなくなったとき漫画からライトノベルへと目が向くはずだ。
そして、ライトノベルによるテレビドラマの占領がはじまる。
他にやったら面白いかもしれないメディアミックスのアイデア。
ラジオドラマ化。ラジオ局と協力して実行に移したらおもしろいと思う。いまどこのラジオ局もスポンサー不足で悩んでいるからたぶん快諾してくれると考えられる。全国局ならば、ラジオ或いは関東、関西ならばRadikoがあればどこでも聞くことが可能であり全国一律放送ではないアニメよりも一体感という面では優れている。音源はCDにでもして売ればいい。素晴らしい方法だと我ながら思う。
ネットラジオもいいけど、普通のラジオなら不特定多数の視聴者層に届けることが可能だ。新規層の開拓という面からもいいのではないだろうか。また個別作品、レーベルの番組というアイデアでもいいと思う。
外国ではまだライトノベルについて普及が進んでいない。読んでいるのは日本のアニメ漫画文化に理解があるファンの中の一部に限られる。これについて電子書籍という形でライトノベルをkindleとかで販売したらどうだろうか。今度の涼宮ハルヒの驚愕はおそらくペーパーブックで出されるが、ついでに電子書籍版でも販売して欲しい。
日本でのライトノベルの電子書籍販売が本格的に行われるのはまだ先になりそうだ。Kindleの日本語ストアはまだオープンしていない。また日本での電子書籍リーダーはガラパゴスやソニーリーダーがあるが保有しているのは一部の人にとどまり本の数も少ない。表紙が恥ずかしくてライトノベルを買えないという経験をした人も少なからずいると思うので、早くやって欲しい。
まあこんな感じ。感想はコメントでどうぞ。
さて大分から長野に戻らないと、おみやげ何がいいかな。かぼす。椎茸。どっちにしよう。
「追記コメント」
最近のライトノベルはラジオドラマにならないので、僕は聞いたことがなかった。昔はよくやっていたのか。だとすると効果がないと上に判断されたのかな。
車に乗ったとき、何気なくつけたラジオから聞こえてくるラジオドラマ。日常から乖離したかのような別世界のお話が突然流れてくる。あの瞬間が大好きです。