サクラダリセット2を読む アニメ化の決まった東京レイヴンズ5巻以降を買う予定

半年間積んでいたサクラダリセット2を読みました。一巻はまあほどほどでしたが、あとになるにつれて面白くなると言われたので期待してました。
読んだ結果として、面白かったけど最高というほどではないと思いました。表現のレベル、例えば喩え話とかですね、それはラノベを超えているでしょう。このまま一般文学界にいっても十分通用すると感じました。ただ盛り上がりに欠け、展開が読めるので物語的な楽しみが足りない。400ページという厚さの割に読み応えがない。
その原因の一つとしてキャラクターに入れ込めないということがあると思います。主人公とヒロインがあまりにも淡白で、人間的に完成され尽くしていて、機械に近い。テーマに引きずられて、キャラクターが動く感じです。
ヒロインの能力であるリセットをするかしないかで心動かされる展開となると聞いているので、いままでは全部布石(はがないで小鷹がなんだってと聞こえなかったふりをしたみたいなの)であるとも考えられるので近いうちに3巻以降を読みたいです。

東京レイヴンズ4まで読んでるのですが、アニメ化が決まったので5巻以降を買ってくるつもりです。ほどほどに面白いです。オカルト系で陰陽師なんですけどね。レンタルマギカは今読んでも最高に楽しめるのに、これはそこまでベストではなくグッドな感じなのはなぜなんだろう。この志向については、外国の児童向けファンタジーが大好きなのでその流れでこういうオカルト系も好きなのだと分析してます。レンタルマギカの作者である三田誠先生の次回作クロス・レガリアも東京レイヴンズと同じ感じでベストではない。なんでなんでしょうね。謎です。

また棚が埋まってきたのでラノベをダンボールに詰めなければ。けんぷファーアスラクラインも残り半分ぐらいで積んでます。連載終了している長期シリーズをお正月までに制覇したいです。