人が死ぬということ

人はいずれ死ぬ。よくギャグとかで、死んでやるよ100年後になというのがあるが、まさしくこれがよく表していると思う。

このいずれというのは人によって差があって今日死ぬか明日死ぬか、ずっと後か若い人はたいてい分からない。

でも、年老いた人は死が近くに迫っていることを感じている。

ここに大きな違いがある。

人が死ぬということに対して初めて直面した時、僕はその人の歴史が終わると感じた。まだやりたいことはあっただろうに途中で終わるような感じ。そのことを知覚した時とても悲しかった。

死んだ後どうなるのか誰にもわからない。僕知っているよという人は嘘つきだ。

生命とは何か、精神とは何に宿るか、分からないことはたくさんある。一見すると論理的でないこれらのことも、科学的に証明できるときは来るかもしれない。それでも、考えることの価値は変わらない。

よく考えて、そして生きて行きたい。