戦後から今までのいろいろな時代の空中写真を無料で閲覧する方法

断層の地形判読やかつての街の様子を知るために、古い空中写真が必要になることがある。そんな時、役に立つのが「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム」である。

国土地理院が行なっているこのサービス「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム」。

国土地理院では、全国土を対象に戦後から繰り返し撮影された、空中写真を保有しています。これらの空中写真からは、その時々の地形、土地利用、都市化の状況などを知ることができ、戦後から現在までの国土の変遷がわかります。

国土地理院では、国土変遷アーカイブ事業として空中写真のデジタル化を進めており、デジタル化の完了したものから順次、公開していきます。

現在公開しているのは以下の空中写真です。
1936年1月〜1945年12月撮影:約 17,000枚
1946年1月〜1960年12月撮影:約151,000枚
1961年1月〜1970年12月撮影:約160,000枚
1971年1月〜1980年12月撮影:約428,000枚
1981年1月〜1990年12月撮影:約161,000枚
1991年1月〜2000年12月撮影:約 91,000枚
2001年1月〜2010年12月撮影:約205,000枚
2011年1月〜2011年12月撮影:約 42,000枚

なお、公開された空中写真デジタル画像は、閲覧以外の目的で使用することはできません。

国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム

都市にもよるが、かなりの数の空中写真を見ることができる。昔の写真を見ると、建物が少ないため地形を見るのには最適である。

画質は二段階あって200dpiにするとかなり精細な画像を見ることができる。見たい地域で、検索をかける結果が表示される。

空中写真閲覧サービスの紹介でした。

裏ワザ
200dpiにして、そのページを完全な状態で保存すると、フォルダの中にその画質での空中写真を保存することができる。