はてな村には対立構造がある。はてダ時代からいる数々の紛争をくぐり抜けてきた猛者たちと最近加入してきたコミュニケーション族である。古参は、はてな全体をどこか冷めた目で見ていて、他者を協力というよりも自分の主張のために利用しようとする。
一方で、コミュニケーション族は、はてなの構成員に強い仲間意識を持っていてスターやブクマ自体を親愛というか慣れ合いの印として使っている。
両者の間には深い溝があって、古参ほどブクマを能動的に行い、積極的にコメントを付ける。それが対象に対して肯定的か否定的か問わずにである。その結果、他者が炎上し、温厚と思っている人からは愚かなビギナーにはもう少し温かい目で見たほうが良いとか言われることがある。
しかしながら両者とも違う受動的な立場の人たちが大多数であるので、はてなとしては、両者を扇動者として使いながら、受動的な人を集めるという施策をとっているように思える。