ギズモードの記事。http://www.gizmodo.jp/2010/08/google12986880.html
この記事によると世界にある本は今のところ129864880冊らしい。
意外と少ないというのが私の感想。R.O.Dでも言っていたが本というものは世界を作り上げているかけがないものの一つである。過去から未来へ情報を伝えるには口伝だけでは不十分である。例えばケルト魔術は文字による資料を残さなかったため今ではよく知られていない。だがヒエログリフを残したエジプト文明は今も情報が残っており研究によって新たな事実が分かってきている。
そのように何かを文字なり、暗号なりとして残すことは重要なことなのだ。だがなぜ人類の歴史はこれほどまでに長いのに世界の人口の100分の1程度のものしかないのだろうか。
もちろん世界の人口がここまで多くなったのはここ最近のことだが、それまでにも生まれては死に生まれては死にの繰り返しをへて多くの人間がこのよに生きてきた。だから、もっと多くの書物があってもいいはずである。
ではその理由。1つとして大量印刷ができるようになったのはここ最近のことだからだ。グーテンベルクの活版印刷によってはじめて大量印刷ができるようになった。よってそれまでは手で書き写すことしかできなかったのだ。それによって必然的に同じ本の数が少なくなり現存するものが少ないことにつながった。多くの本が失われてしまったのだろう。
さらに、さかのぼると本などというものはなく、岩などに掘られたものはこの中にはいっていないことによりすくなっているのだろう。
とここまで書いてきたが記事によると、1960年度以降の本だけでこの数らしい。だからはるか昔にさかのぼれば更に増えるだろう。
それでも思った以上には増えないと思う。せいぜい10億冊だろうと私は推測しておく。