ラノベ以外の本

地質系のおすすめ本

abcdef.hatenablog.com abcdef.hatenablog.com 過去地質系の本について紹介してきた. 最近ブルーバックスから地質関係の本が頻繁に出版されており,何冊か読んだので紹介したい. フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体 (ブルーバックス)作者: …

バッタに魅せられた男の数奇な運命 「バッタを倒しにアフリカへ」

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)作者: 前野ウルド浩太郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/05/17メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る はてなではおなじみバッタ博士の本の新刊である.孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相…

小学生とラノベ

小学校の朝の読書のランキングにラノベがないのは,対象年齢があっていない,小学校の図書館においていない,教師が禁止している,小遣いが少ないのうちどれが要因として大きいだろうか.— むの (@shintoumuno) 2017年6月7日 “順位 書名(シリーズ名含む) …

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行 を読んでいる

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行 (中経の文庫)作者: 下川裕治,中田浩資出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/06/14メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 下川さんの本はかなり読んでいる.松本出身というのも馴染みがある. 下川さんはずっと海…

最近読んでいる本

砂 文明と自然 砂作者: マイケル・ウェランド,林裕美子出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2011/07/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見る 海の砂丘から川、砂漠、すなについての文学の中での記述までひたすら砂につい…

普通の人はブログのサイドバーを見ないが,ネット中毒者は見る その他「岩相解析および堆積構造」の感想

サイドバーについて ブログのサイドバーって言うほど必要か?"UserHeat"を使ってみたら恐ろしい結果が… | iPhone持って珍スポいてくる サイドバーのクリック率が低いと書いている人がいた.確かにアドセンスでもサイドバーよりも,記事下のほうが圧倒的にク…

前に進まなければ得られないことがある その他「海はどうしてできたのか」感想

一歩ずつでも先へ進む たまには休みながら いつでもそうだったんだけど,誰かに注目される物を作りたいと思っている.ブログにせよ,研究にせよ,成果物が評価されるのは嬉しいことだからだ. でもそう思うだけではだめで,そこに至るまでの空白を埋める必要…

地質系の読み物としての本のおすすめ 岩波新書やブルーバックスなど

地質学の読み物 四季の地球科学――日本列島の時空を歩く (岩波新書)作者:尾池 和夫発売日: 2012/07/21メディア: 新書ダイヤモンドは超音速で地底を移動する (メディアファクトリー新書)作者:入舩徹男発売日: 2012/10/29メディア: 新書岩波新書の地質系は薄い…

ラノベのなかの現代日本」を読んでいる

ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書)作者: 波戸岡景太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06/18メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る講談社現代新書「ラノベのなかの現代日本」を読んでいます。いきなり俺ガ…

Kindle角川30%以上OFFセールが復活したので万能鑑定士Qの事件簿 Ⅰを電子書籍で買った

Kindle角川30%以上OFFセールが再開しました!/kobo「ご好評につき角川30%OFFセール延長するお!!」Amazon「へー。では、うちも再開しますね」kobo「……」 | きんどるどうでしょう 万能鑑定士Qの事件簿 I: 1 (角川文庫)作者: 松岡圭祐出版社/メーカー:…

山はどうしてできるのか 書評

ブルーバックス、藤岡換太郎著「山はどうしてできるのか」。 さて、いつ以来か分からないが、書評を書こう。それも専門の本である。この本は、タイトル通り、山はどうしてできるのかについて書いてある。その答えは始めに言うと、P116以降を見ればいい。しか…

日記 水曜日 午後の勉強について本・サイトの紹介

物理学のまとめサイトで物理学の独学のためのサイトを発見。かなり有名らしい。しかもほとんど批判がない。EMANの物理学本も出しているみたい。数学だと広告がうざいけれどここかな。東大生が教えるビジュアル数学|受験のための中学高校数学の解説 地学…

バッタ博士の「孤独なバッタが群れるとき」を読んでる

孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)作者: 前野ウルド浩太郎出版社/メーカー: 東海大学出版会発売日: 2012/11メディア: 単行本購入: 31人 クリック: 976回この商品を含むブログ (20件) を見るはてなではかなり…

2013年2月 読んだラノベ・本・漫画のまとめ

[読んだラノベ・本・漫画の記録と感想] ラノベ 正義の味方の味方の味方 ストライク・ザ・ブラッド2 はがないConnect ガールズ&パンツァー H+P1 H+P2 6冊 その他本 さよならドビュシー 完全犯罪研究部3 自分の仕事を作る 3冊 漫画 イモリ201 魔法少女リ…

【買ったもの】 in 札幌紀伊国屋

なのはの2つの限定版を買えていないので、どうかなと探したら売り切れ。代わりと言ってはなんですが、フルメタの賀東招二新シリーズで評判の良い甘城ブリリアントパークを買った。それと、ガルパンのノベライズ1巻、自分の仕事を作るを買った。合計三冊。…

完全犯罪研究部3を読んでる

少女残酷論 完全犯罪研究部 (講談社ノベルス) ミステリといえばミステリ。汀こるもの先生の作品は完全犯罪研究部以外読んでいない。文庫版のデビュー作は買ったけどまどろっこしくて積んでる。このシリーズは登場人物の大半がが高校生、ただし爆弾作ったりと…

2013年1月 読んだラノベ・本・漫画のまとめ

[読んだラノベ・本・漫画の記録と感想] ラノベ ノーゲーム・ノーライフ1 ノーゲーム・ノーライフ2 ノーゲーム・ノーライフ3 ノーゲーム・ノーライフ1,2 感想 - ミグマタイトストラクチャーラノベ ノーゲーム・ノーライフ3 感想 - ミグマタイトストラ…

野崎まど

はじめて野崎まどの作品に手を出した.野崎まど劇場としか称せない独特な物語とは何なのか楽しみ.食わずぎらいは良くないからね.MW文庫の作品です.

目薬αで殺菌します感想

目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/14メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る目薬αで殺菌します 神戸で見つかった劇薬入りの目薬、『α』。時を同じくして那古野で…

やっぱり読んでなかった「ηなのに夢のよう」を読んだ

通常では考えられない、地上12メートルの松の枝で発見された首吊り死体。現場近くの神社では『ηなのに夢のよう』と書かれた絵馬が発見された。その後も奇妙な場所での首吊り自殺が立て続けに発生していく中、西之園は反町愛の恋人である金子から両親の飛行機…

森博嗣 目薬αで殺菌します 文庫版購入

Gシリーズ文庫版最新刊「目薬αで殺菌します」を買う。たまたま生協に行ったらおいてあってラッキーだった。ノベルス版を買ってもいいのだけど、文庫本でS&Mから買ってきているし、ここまで来たら文庫本で揃えたいということで文庫版を購入。この表紙の質感…

ハーモニー 書評 ライトノベルと比較して

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/12/08メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 406回この商品を含むブログ (253件) を見る虐殺器官で有名な伊藤計劃のハーモニーを読む。 前半と後半に分かれていて、前半は3…

買った本

ハーモニーを買った。虐殺器官は読んでない。楽しみ。図書館警察も読みたいのだけど、厚くて読みづらそうなのでどうかなと考え中。

今までありそうでなかった本 言いたいことを代弁してくれている「ベストセラー・ライトノベルのしくみ」

ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略作者: 飯田一史出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/04/10メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 120回この商品を含むブログ (30件) を見る ベストセラー・ライトノベルのしくみを読んでます…

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理 読んだ

いままでで一番好きかも。ミステリー仕立てはいままでもあったが、今回は本格的にミステリを貫いている。なんでこれが一番シリーズで好きなのと考えたら、あいつらが出て来なかったからだと気づいた。もちろん黒い三角定規だ。奴らが出てくると、人が死んだ…

読む予定 

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめを読む予定.数学は難しいです.でも楽しめます.めちゃくちゃおもしろいというより,渚ちゃん可愛いいしほどほど楽しめるからというのが理由な気がする.でもな,単純な小学生の可愛らしさというよりも天才で人格が確立され…

ジェール・ヴェルヌが描いた横浜 「八十日間世界一周」の世界を読んだ

ジュール・ヴェルヌが描いた横浜―「八十日間世界一周」の世界 (慶應義塾大学教養研究センター選書)作者: 新島進出版社/メーカー: 慶應義塾大学教養研究センター発売日: 2010/04メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る八十日間世界…

はやみねかおる先生の「少年名探偵 虹北恭助の冒険」が青い鳥文庫で登場

講談社ノベルスで出版された「少年名探偵 虹北恭助の冒険」が青い鳥文庫でも登場するということだ。舞台となっているのは、虹北商店街なので夢水清志郎シリーズと世界観を同一の物としている。あらすじ引用 虹北商店街を舞台に、つぎつぎとおきる不思議な事…

七十年の孤独

『百年の孤独』という本がある。ノーベル文学賞作家、G・ガルシア・マルケスの書いた長編小説。ブエンディアの一族が切り開いた村、マコンド。そこで刻まれる一族の歴史について書かれた物語だ。多くの人物が生誕し結婚を迎え大人になり、そして年を取り死ん…

名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵VS怪人幻影師 書評

まさか新作が出るとは思ってもいなかった名探偵夢水清志郎シリーズ。出てくれたことに対してはやみね先生に感謝を捧げる。はじめてこのシリーズに出会ったのはずいぶんと前、小学生の頃だった。ある日のこと図書館でふと見た棚に置かれていたのがきっかけだ…