本屋大賞とは、2009年12月1日〜2010年11月30日の間に刊行された作品の内、書店員からの投票で選ばれた「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」という作品達なのである。
現在は1次審査が終わり、10作品がノミネートされた。そして、2次審査により大賞作品が決まるのだ。さて、今年の10作品のラインアップを見ていこう。

- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07/29
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2作目、百田尚樹著『錨を上げよ』。

- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/30
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- 作者: 百田尚樹
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3作目、夏川草介著『神様のカルテ2』。

- 作者: 夏川草介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/28
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4作目、有川浩著『キケン』。

- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01/21
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5作目、梓崎優著『叫びと祈り』。

- 作者: 梓崎優
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/02/24
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- 作者: 奥泉光
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- 発売日: 2010/07/23
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7作目、有川浩著『ストーリー・セラー』。

- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/08/20
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8作目、東川篤哉著『謎解きはディナーのあとで』。

- 作者: 東川篤哉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/02
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9作目、窪美澄著『ふがいない僕は空を見た』。

- 作者: 窪美澄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07
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10作目、森見登美彦著『ペンギン・ハイウェイ』。

- 作者: 森見登美彦,くまおり 純
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/05/29
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一言感想
10作品を見て、どれも売りたい作品という支店で選んだだけあって既にかなり売れている物が多い印象を強く受ける。そのなかでも、読者層が若い人向けの作品が多い気がする。そして、大学生協で多く見られる物がこの中に混じっているのだ。
『ペンギン・ハイウェイ』もそうだし。2作ノミネートの有川浩著『キケン』と『ストーリー・セラー』、東川篤哉著『謎解きはディナーのあとで』もそうだ。今日も生協で見たばっかりだ。悪く言えば賞による売り上げの増進を狙ったと見受けられる。賞に決まれば馬鹿売れという前例もあることだし。
さて、「神様のカルテ2」は松本の名所や地名がよく出てくる。詳しくは、松本ロケーションガイド【小説編】 - 松本経済新聞を見てもらえばいいが、深志神社や王ヶ頭などが登場し、信州の美しい自然の様子が克明に描かれていて、おすすめしたい。
さて、僕もどれかを読もうと思う。この10作の中で読んでない作品全てを読む気はさらさらないが、『ペンギン・ハイウェイ』はいま一番の候補にあげている。幻想的というか、ちょっと不思議なストーリーの作品が好きだからだ。それぞれ違った特色を持った作品達だが、どれを読むかはあなた次第。読書の秋はとうに過ぎたが、こたつで丸くなりながら読んでみてはいかがかな。暗いところで見てはだめですよ!(柚ねぇ風で)。