世界の都市生活の質ランキング 一位はウィーン、東京は46位

(CNN) 米コンサルティング大手マーサーがこのほど発表した世界の都市の「生活の質」ランキングで、ウィーンが昨年に引き続きトップに輝いた。最下位はバグダッドだった。
このランキングは世界の221都市について、政治と経済の安定や文化、保健、衛生、教育の質、公共サービス、住宅などの項目を総合的に評価した結果に基づき、毎年発表されている。
2位にはスイスのチューリヒ、3位にはニュージーランド最大の都市オークランドが続いた。 上位10都市のうち8都市を欧州が占め、米大陸からはバンクーバーだけが5位に入った。アジアではシンガポールの25位、アフリカではモーリシャスの首都ポートルイスの84位、中東・北アフリカではドバイの74位がそれぞれ最高だった。
調査をまとめた研究員によると、欧州諸国は経済、政治不安の影響で将来の地位が危ぶまれている。民主化運動の嵐が吹き荒れた中東・北アフリカでも今年は生活の質の低下が目立ったが、リビアやエジプトの復興が進めば改善に向かうとの見方が強い。
マーサーでは今年初めて、犯罪発生状況や警察の能力、国の対外関係などに基づく「住民の安全度」ランキングも調べた。首位はルクセンブルク、2位がベルン、3位がヘルシンキで、ウィーンは5位。最下位はやはりバグダッドだった。


アメリカのコンサルティング会社であるマーサーが世界中の都市を対象とした生活の質のランキングを発表した。一位はウィーンでトップ10位を欧州の都市が大半を占める。

ヨーロッパ偏重のランキングだろうと分かっていたから、この結果は冷静に受け止めている。アジアの最上位はシンガポールの25位であり、低すぎるような気もする。

元の記事に、全てのランキングが載っていなかったのでマーサーのホームページまで行って見てきた。日本の都市は何位であるかどうか知りたかったからだ。

それによると、日本の都市で最上位は東京で46位。ついで神戸と横浜が49位だった。インフラが充実しているから都会が高くなるのは必然的。

また伴って発表された安全ランキング、日本は東京、神戸、横浜、名古屋、大阪が並んで31位だった。大阪が31位というのは少しおかしい気が。

まあ、話の種にでも元記事を見てくれ。
やっぱりウィーンが一番、最悪はバグダッド−最も生活の質が高い都市 - Bloomberg

CNN.co.jp:都市の「生活の質」ランキング、ウィーンが2年連続で首位


元のマーサーの調査結果がこっちの記事。各項目50位までのランキングも載っている。
2011 Quality of Living survey

さよならさよなら、またあした (ウィングス・コミックス)

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