この素晴らしい世界に祝福を！12 感想

この素晴らしい世界に祝福を！ 12　女騎士のララバイ【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)

このすば、12、カズマさんとダクネスが素直になる回だった。めぐみんとも進展が。チェーンデスマッチでもやらないと、仲が進展しない二人、血迷うと襲うダクネスと意外と冷静なめぐみんとの差が現れていた。重要な巻だったが、そもそもの目的であった魔王討伐をアクアもあまり重く考えていない気が。

— むの (@shintoumuno) 2017年8月11日

誰かと付き合うことになると、今までの関係性が壊れてしまう。俺修羅では、それが作者の高いプロット力で書かれていたが、このすばではそこまで緻密ではない。

ただその分だけリアリティが生まれている。ゲダグダなところとか、誰かに決められないところとか。それはカズマだけではなくてダクネスやめぐみんも心の底では望んでいることかもしれない。

アクアだけはいつも通り。WEB版は知らないが、一番ありそうなのはアクアは忘れているだけでかつてのカズマのお姉さんだったとかの展開が色恋沙汰よりかはありそうだ。意外性でいくと。