OneDrive Mac版でしんどかった話

OneDriveはMicrosoftがやっているクラウドストレージサービスである.競合する他社のサービスは,Dropboxが有名である.

Dropboxは各種チェックインつまり課題をクリアすることで容量が増えるという素敵な仕様になっており,私はMax10GBを無料で使用している.

*1有料プランももちろんあり,Plusならば月1200円・1年払いで12000円で1TB,Professionalならば月2400円・1年払いで24000円でそれらに加えて全文検索や共有リンクの管理機能などがつく.

一方,今のところOneDriveは無料で5GBで,月249円で50GB,Office 365 soloユーザーは1 年12744円で1TB使える.

Dropbox有料版と同容量であまり値段が変わらず,ついでにofficeもついてくるOneDriveは良さそうに見える.

私はoffice 365ユーザーであり1 TBのストレージが使えるためそれまでのDropboxからOneDriveへ移行しようとしたわけである.これがしんどさの始まりだった.

まず,OneDriveはDropboxと違い同期できないファイルが存在した.一つ目のパターンはファイル名が違反している.Macでは使えるのに,使っちゃだめなファイル名がある.たとえば「*」.それらを手作業で変更してあげる必要があった.

そして原因不明で同期できないファイル.これはよく分からないので諦めた.どうしたこともない画像ファイルだったがだめだった.

次に,なぜか巻き戻るファイル.OneDrive上のファイルを変更し,保存したにもかかわらず気がつくとデータが変更前になる.訳が分からない.

そして,引き起こされるカーネルパニック.滅多に起こることのないカーネルパニックが2日に一回起きた.システム全体が強制シャットダウン.OneDriveを停止させてからはもう起きていないので,絶対にこいつだと思っている.

上記の事象が起きたので使用を断念しました.Dropbox最高です.

追記

一週間経過したがカーネルパニックはおきていない.カーネルパニックがおきるようならばOneDriveを疑ってほしい.

*1:ソースネクストを通しての3年払いでお得な値段はなくなった