自分が地質の研究をやっていて思うのは，自分が最終的に何がしたいのかなということだ．僕なりにそれを考えていて，今のところは地球を知ることがそれに当たると思っている．
今まで誰も知らなかったことを明らかにする．そういうことだ．
ノゲノラの最新刊で，未知も知ってしまえば既知になるというのは適当ではなく，既知なことは覆されることが往々にしてあるというようなことを言っていた．
それも分かるのだけれど，本を読んで10の内1を知ることが出来たとしてそれで満足してしまっていた．それでどうせ本とかで調べれば分かることならば，自分でやる必要があるのかな．それにたいていの人がすでにやっているしなあと思っていた．
今は少し違って，言葉には明瞭には表せないが，自分でも研究を進めていく内に未知のことで重要なことを知ることができるのかなと考えている．自分は気が変わりやすいたちなので，こういうとき役に立つ．一概に否定せず，いつかはやる気になるかもしれないと思えるからだ．そして，その判断は間違っていないし，努力すれば道は開ける物だ．
誰かに評価されるために，何かをやるというのは駄目だというのは分かっていて，一番大事なのは自分のために何かをやるということ．その結果，実は誰かのためになる可能性が高い物を選択して取り組んでいたというのが理想だ．そして大抵そういうものを無意識的に選び取る．
話は変わるが，今のところUnityいじりたいなと思っている．ようやくプログラミングやろうかなという気になったのでだらだらやりたい．少しずつ，規則的に進んでいければいいな．無理して努力しても自分は続かないということが分かった．週一でもいいのでその時々で真剣にやる．そうして行けば進んでいける．
一番自分に必要なのは気負わずに地道にやることだと考えている．
