最近の調査 神奈川と岐阜

あんまし更新しないのもあれなので最近の巡検について書きます.

授業で,ただし授業は取っていないで行った三浦半島,丹沢.雨が降っていて大変だった.夕日がきれいな海岸を歩いていた.

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三浦半島に出ている付加体,四万十帯とか美濃帯の付加体と違って火山性物質に富んでいるのが特徴的で溶岩はないが,凝灰岩やラピリタフ,スコリア,軽石などがみられて新鮮だ.

変形構造が見られるのが特徴というか巡検の目玉だ.

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丹沢は,マフィックenclaveと角閃岩をみた.

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トーナル含中に捕獲岩が含まれている訳だが,黒部川花崗岩と違って一部分の狭い範囲しか含まれていないようだった.

通常重たい玄武岩質のマグマが混在したとしても,底にしか溜まらないはずではというのを風船現象で上の方にも溜まるんだよというのが黒部川花崗岩の時の話だったが,ここではマグマだまりを復元したときにどこに多く捕獲岩が含まれているのか気になるところだ.

次の週は岐阜へ.我々が三浦半島に行っていた頃雪が降っていたらしく大変だった.今も降り続いているらしい.

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