教科書は良くできているとおもったり

最近数学の教科書を解き直しているのだけれど,重要なところが最低の文字数でまとまっていて,良くできているなと思った.

例題を一通り解けば身につくのが良い.ただ,例題の後の連取問題の答えが載っていないのが難点.大学レベルになると,問題の答えが書いていないのが当たり前になるのがなんでかなあといつも疑問に感じている.

だって,調べて分かった答えが正解の一つとは限らないではないですか.自分の場合,調べて出した答えがそこそこ間違っていて困ることがある.

教科書だと,説明を省いている部分があってもやっとする.例えば複素数,なんで複素数という名前のかが説明されないまま,こういう物ですよと定義される.全ての名前には意味があるのだから,その名前の付け方のロジックが欲しい.その方が覚えやすいからだ.

高校レベルだったら教科書を読むのが復習の始めだなと思った.