いきさつ
卒業する後輩たちが卒業旅行に奄美大島にいくらしい.私も誘われたので行きます行きますという次第.行くまで奄美大島の位置が鹿児島の南ということは知っていた物の,どこなのかまでは詳しく知らなかった.
赤丸の所.
メンバーは6人.3泊4日.2月の終わり.
地質屋なので,先生の紹介の地質スポット,ホエールウォッチング,BBQをしようというのは決めていたが地質屋らしく細かいことは現地に着いてから決めることにした.皆いそがしかったこともある.
行くまで
大阪からバニラエアというLCCに乗って奄美大島まで移動した.ネックなのが私が住んでいる名古屋から大阪まで移動する方法だ.
名古屋と関西国際空港の間の移動方法では,近鉄電車と近鉄バスを組み合わせたお得なプランがある.これは名古屋から近鉄上本駅まで電車で行き,そこからリムジンバスで50分かけて関西国際空港へ行く物だ.
近鉄名古屋駅からだと3210円で移動でき,最も安い移動方法であるとみられる.ただしネックはこの料金だけでは特急が使えず,午後12:50分の飛行機に間に合わせるためにはかなり朝早くでなければならないし,行くまでに疲労困憊になること間違いない.であるので,近鉄上本駅までは特急を使用し8時の電車に乗った.それにより12時までには着くことができた.
バニラエア大阪奄美大島間は往復で15000円だった.バニラエアのずるいところは決済の段階で支払手数料という謎のお金が600円ほど発生することでこれを通常の料金表示に反映させていない.フェアではないと思う.
飛行機はほとんど揺れなかったので,多少狭いが満足している.音楽といい,南の島という雰囲気が出ていた.乗客はかなり多く,オフシーズンではあるものの値段の安さもあって利用客多いらしい.島の中でも,この時期特有の大学生集団を何度も見かけた.
着陸したあとターミナルまで歩くという小さな空港あるあるを体験した.
着いてから
6人乗りのレンタカーを借りた.利用料金は本土よりも安い.島の北にある空港の前には,たくさんのレンタカー屋があるので安いところを選べば良さそう.
人が多いので空港近くの海まで徒歩で行けるほど海に近い貸別荘に宿を取った.貸別荘が空港の周りにかなり存在している.車付きの物件もある.この時期は,オフシーズンなのでキッチン付きの家が一日二万円で借りれた.布団,キッチン,BBQ設備,庭,テラス,テレビ,エアコン,洗濯機があり長期滞在も快適に過ごせそうだった.
やったこと
- 観光情報など
みしょらんガイドという冊子があるので観光情報や飲食店情報はそれをみればかなり分かる.サイトもある.その他の情報としては,宿のオーナーから得た.
- 避寒
昼間は半袖に一枚羽織るだけで過ごせるくらい温度が高く満足した.さすがに朝方や夜は長袖が必要.
- 貸別荘のオーナーからもらったサトウキビをかじる.
畑に背の高い草が生えているじゃんと思ったら全部サトウキビだった.かじってみたいというと快くサトウキビをくれた.やさしい.表面の皮をかじってめくり,中の部分をかじる.上品な甘さで,黒糖の味と同じでみずみずしいという子供のころ食べたヒメオドリコソウの蜜みたい.
- 貸別荘のオーナーからもらったタンカンを食べる.
南国の島特産のタンカンというミカンを食べた.ひとつ買うと百円以上する.その割にそれほどでかいわけではない.味はみずみずしくオレンジのようだ.
- BBQ
炭の扱いにたけた人間がいるので,すんなり焼けた.肉やら野菜,魚を焼いて食べた.二日やったが満足度は高い.暗かったので地質屋の必需品,ヘッドライトを多用した.
ついでにBBQの台を使ってたき火をした.暗いところを照らす暖かな火を囲んで早朝からだらだらしていた.
肉などはスーパーマーケットが少し離れたところにあったので購入に支障はなかった.バスはあるが,車があると便利なのは言うまでもない.中央部の龍郷町にビッグツーという巨大なホームセンター兼スーパーがあり,大概そこでそろうものの生鮮食品は普通のスーパーの方が品揃えが多い印象.ファミリーマートも中央部なら多い.
- ハートロック
ハート型の岩が岩礁の中にある.比較的多くの人が来ていた.風が強かったので,波がザブンザブン注いでいた.
- マングローブ林をカヌーで散策
これはかなり良い.1500円で安いし,カヌーに乗れて探検できる.カヌーは操作が簡単で,川も浅くライフジャケットも着ているのでお手軽だ.是非やってほしい.
海のそばの川は,本流と支流に分かれていた.支流に入ると完全にマングローブ林.船から下りるとシジミなんかも見つけられる.潮が満ち始めるタイミングでカヌー体験を始めたので支流に入るとどんどん満ちていく様子を体験できた.
- 黒糖工場
ブラタモリでも出ていた黒糖工場へ行った.ご厚意で工場を見せてもらい,できたてをさらに食べさせてもらった.甘くてやわかい飴みたいで,いくらでも食べられる.
- 日の出を見る
水平線から上がるところを見たかったが,二日とも雲があり無理だった.しかしながら,二日目はある程度の高さまで上がると太陽が顔を出してくれた.
- ホエールウォッチング 厳しい.6000円で,鯨は私は見られず.二人ほど一瞬だけ見られたと主張している.見られないのはかなり珍しい事例らしい.波も高く,もう一度行きたいかと言われると微妙なところだ.心が折れた.
まとめ
鯨が見られなかった以外は満足している.次は海で泳ぎたい.あと水平線から朝日が上がるところと夕日が見たい.
東京や大阪近傍に住んでいる人はLCCで安く奄美大島へ行け,この時期人も少ないのでおすすめだ.
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