- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (36件) を見る
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:WORLD(駆ける。活きる。護る。)| Nintendo Switch / Wii U | Nintendo
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をクリアしたので感想を書いておく.クリアしたのが一ヶ月近く前なので記憶が曖昧なところがあるかもしれないが,そこは許してほしい.この記事は,数ヶ月前に書いていて,結局書き上げられず投稿されなかった記事を表に出したものである.
悪いところ
1. クリアした後セーブができなくて,城に突入する前に戻される所
これは本当に悲しい.ガノンを倒してクリアして,ゼルダと一緒にエンドロールをして終わるのに,気づいたらまたはじめに戻される.つまりこのゲームにおいては永遠にゼルダおよびハイラル王国は救われない.
RPGを周回したことがないので,実はこれが世間に受け入れられてる一般的な仕様なのだろうか.かなりの時間をかけてクリアしたので,クリア後にセーブされて,表面的にも解決したように見えてほしかった.街に行くと,どうやらガノンが倒されたみたいだみたいな噂が流れているとか.
2. ガノンや中ボスが弱い
ガノン弱すぎでは? クリアする時間を短くする競技のために弱くしているのだろうか.強さ設定が欲しい.やりこまない人は,なんとかして倒せたというその一回にストーリーを求めているので,もう少し苦労したかった.バトルよりも謎解きのほうが時間がかかるのは,私には受け入れられなかった.メインストーリーは謎が解けた時点でもうおわりというそれだけになっていた.
神獣を助けないで戦ったときくらいの強さを想定していたので,かなり拍子抜けした.
3. 武器が壊れる こわれると本当にめんどくさい.あんまし詳しくないんだけれど,武器を大量にしまえる倉庫みたいなのがほしいんだけれど,たぶん家に少ない数だけしか保存できない.どうぶつの森みたいに,部屋の中をリフォームしたい.
4. 敵のバリエーションが乏しい
5. 街が小さく,売っている商品がしょぼい
多分一番街として栄えていたのが,ゲルドの街だと思うが,他の街もこれ以上の規模がほしかった.
良いところ
世界観とシステム
壁が登れるところは本当に画期的で,しかもバグりにくい.それと相成ってどこにでも行けるオープンマップは,歩いているだけで楽しく,まさに旅をしているという実感が持てる.プレーしていたときは冬だったので,寒い部屋で雪山を走っていると没入感がすごかった.これ,砂漠のときはエアコンの暖房を強くするなどで,ゲームに対する没入感を増加させることができるんじゃないか.
ゼルダ姫ツンデレでかわいい
これは本当にそう.なのでガノンを倒したあとの物語がもっと欲しかった.
ミファーがかわいい
もっとエピソードがほしい.
まとめると
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の世界に溶け込んで主人公として旅をすることに至上の喜びを感じることができるかどうかが,このゲームをやり続けていくことができるかどうかの境目であると思う.もしもそうでなければ一通り世界を周って,メインクエストをやりガノンを倒してやめてしまうだろう.
それ以降続けるための目標が,貧弱であるというのが私の感想だ.試練の祠をとってみると,力の試練の敵はワンパターンであまり強くない,ギミック系はパターンがあって数が多いので飽きると辛かった.敵は,独創的なキャラクターが何体も出てきて欲しかった.
皆80点は出すと思うが,それ以上の点数を上げる人はやりこむゲーマーやこの世界が本当に好きという人に限定されるという作品というのが私の感想だ.だがこのゲームをやれて最高だった.