リサーチナビをうまく使って調べ物に役立てよう!!

何か疑問に思ったこと、不思議に思ったことを調べるとき、あなたならどうしますか?
私ならこのサイトを使う。
それは、リサーチ・ナビというサイトだ。
このサイトは、調査に役立つ情報を蓄積し、整理、体系化してWEB上に提供し、求める情報にユーザを案内してくれるサービスである。
いまや、何か情報が欲しいとき手始めにGoogle等を使いWEB検索をするのが一般的になったが、現実的には真に自分にとって必要な情報を得るのは非常に難しいことである。
何度検索して、ワードを変えていつまでたっても自分の欲する情報が出てこない時の歯がゆさと言ったらたまったものではない。世界で最も貴重な「時間」をドブに捨てているようなものだ。
あのGoogleでさえWEB上にある全てのデータを網羅的に検索しているわけでもないのだ。それで知りたい情報がなかなか手に入れることができないといったことを引き起こしている。

だがこの「リサーチ・ナビ」は図書館員が事前に選んだ有用な資料、情報をユーザーの調査に役に立つ情報として整理し提供してくれるため、利用者の時間を節約してくれる画期的なサービスなのだ。
このサービスが得意とすることは、答えを見つけることではなく答えを見つけることができる資料、情報を教えてくれることにある。

では、具体的な使い方を見ていこう。

↑トップページの様子である。
では、手始めに画面上部のキーワードボックスに信州大学といれてみる。
enterを押してみると結果が出る。

上記のようになった。
調べ方(7件)、本(6151件)、キーワード(95件)、百科事典(10件)という結果になった。

まず、検索をするとすべてというところに各タブの検索結果が表示される。そして、タブごとに切り替えて検索結果を見ること可能である。
タブは1つ目〈調べ方〉タブ、2つ目〈本・サイト〉タブ、3つ目〈キーワード〉タブ、4つ目に〈百科事典〉Wikipediaがある。

1つ目の〈調べ方〉のタブはレファレンス協同データベース、専門室の検索結果、2つ目の〈本・サイト〉のタブはリサーチナビを作っている国会図書館のデータベースを検索している。
3つ目はキーワードで検索であり、調べたいテーマについてデータベースを検索する手がかりとなる関連語を表示する。だが箇条書きに並ぶキーワードをみながら下にページをスクロールさせるとその下には関連語が箇条書きではなく乱雑に重なるようにして並んでいる。また、各言葉の大きさもまちまちである。これは、視覚によって関連語を見やすく表示する工夫である。
最後の4つ目はWIkipediaの検索結果だがあくまでも参考情報である。

タブの切替によって情報を探しやすくする工夫はなかなか考えられている。使い勝手もなかなか良く、検索結果が出るのも一瞬である。一度使えばはまることまちがいなしのサイトの紹介だった。

参考資料 参考書誌研究 71号 
    http://rnavi.ndl.go.jp/bibliography/entry/bn70-79.php