ライトノベルにおける必然性  世界の危機に遭遇した場合

もしも世界が危機に陥ったらあなたならどうするだろうか。宇宙人が攻めてきた、世界戦争が始まったなんでもいい。そうした時、私たちは自分の身か近しい人を守るので精一杯だろう。とても世界のために何かしようと思う猶予はないに違いない。

しかしながら、ライトノベルにおける必然性的にそうした全世界的な規模の危機に巻き込まれた場合、それに深く関わることになる。突然特別な力が宿っていることがわかったり、戦いの最前線に出向くことになる。

そして話が進んでいく、ライトノベルのお決まりである。ハリウッドの映画のように一市民の立場で逃げている逃げているだけでは話が成立しない。

常に主役と言えるポジションに主人公を置くのがライトノベルのセオリーなのだろう。