ネットにおけるライトノベル、特にはてな界隈においてはアイドルマスターに近いと私は考えている。
アイマス動画は、はてブとかはてダにおいてニコニコ動画の本ランキング以上にはるかに人気である。他のジャンルの動画と比較して多くのアイマス関係の動画が、はてブを一定数もらっている。つまりファンにおいての二次創作が盛んと言える。
けれど、それは狭い界隈であって、非常に閉じたコミュニティである。内輪で盛り上がっている感じ。そして、モバマスだったりアニマス、ノベマスと非常にジャンル的に細分化されていて、それぞれに大きな差がありそうに見える。先日もアイマス関係のランキングで似た話を聞いた。
一方ライトノベルに関しては、その壁がない。ラノベアニメを見る人も原作読者の人も互いにかぶっている。むしろどちらかという人は、極めて少ない。アニメからラノベ、ラノベからアニメへと互いに行き来している。また、ラノベアニメのMADとかを作っている人でも原作を読む人がかなりいる。
はてブでは、ライトノベル関係の記事がはてブ全体においても上位に上がってくること(100とか200とか)がそこそこある。それはラノベクラスタだけと言うよりも、アニメとか漫画とか幅広いクラスタに注目されているからと言える。一方アイマスではそういう例をめったに見たことがない。
最近の例
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に見る、比企谷八幡の「主人公...
動画に着目してみると、アイマス関連もニコニコランキングで上位に上がってくることがある。なのでネタになるコンテンツとして、アニマス、モバマスは影響力があるといえる。一方でノベマスや原作映像を使ったのはもう一般受けという面からはダメ。ここでも前述したとおり差ができていることが伺える。
結論としてはてな界隈においての話題のなりやすさ、クラスタ集団の傾向としてライトノベルとアイドルマスターは似ているといえると思う。けれど、特定のはてなクラスタ以外への普及としてはライトノベルのほうが勝っている。
その原因として、アイマスクラスタが各媒体(アニメやゲーム色々)へ人が分散していることが原因ではないかと推測する。
動画としてアイマスは、アニマス、モバマスはニコニコにおいて多くのユーザーに今も注目されるコンテンツではあるが、それ以外は著しく微妙で、一部のユーザーだけで回っている。
ラノベは、原作のみでは戯言シリーズのような熱狂的なファンは少ない。例えばラノベ関係の静止画MADの製作者は限られている。再生数も伸びない。一方でアニメ化されればニャル子とかまおう様のように話題になることが多々ある。
1コンテンツとジャンルという違いがあるので動画においては両者を比較する意味はなく、こういう事実があるというだけであるが。
特定のユーザーによる記事や動画の投稿されてからのはてブの付き方とかは、よく似ているのだけれど、その後のはてブ数の伸び方を見るとライトノベルのほうがより一般に普及していると考えられる。
追記
忘れていた。MMDのアイマス動画は人気がある。万人受けするかが、ランキングを左右すると思う。