新刀無乃です。この記事では、いままで何度か話題になってきたライトノベルニュースサイトについてまとめることを目的にしています。過去の記事で、文体が記事によって丁寧語になったり常態になったりするのはその時の気分なので気にしないでね。
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紹介するサイトへのリンクまとめ
- 公式情報中心サイト
- 個人ブログ記事も扱うサイト
公式情報中心サイト
ラノベの杜
個人サイト。ライトノベルの新刊情報をまとめています。この手のサイトとして業界トップシェアを誇る。通常の検索はもちろんのこと、トップページ下にあるDB検索は有用。タイトル、著者、イラストで該当作品を検索することができます。過去、タイトルに妹とつくライトノベルについてまとめたときは、このDBが大いに役立ちました。ありがとう。また、レーベル、発行年でデータがダウンロードできることも素晴らしいですね。対応形式はCSV。
少女文庫ニュース
個人サイト。少女向けレーベルの新刊情報についてまとめているサイト。
katsukura | やっぱり『本』が好き。
企業サイト。雑誌Katsukuraの編集部が運営するサイト。各レーベル発売日に新刊の中からいくつか選んで短文で紹介する他、アニメ化などについても記事にしています。ただ、ライトノベルニュースサイトとしての評価は微妙。新刊情報も全て紹介するわけでもなく、付随する短文紹介も短く既刊を踏まえるわけでもなく中途半端。アニメ化などの情報も遅い。雑誌の性質上、エンタメ小説という総合的な扱うサイトでライトノベル専門ではありません。何がしたいのかよくわからない。あくまでも書籍全般の新刊情報を知るために使うのがベストかな。
ラノベニュースオンライン ライトノベル総合情報サイト
企業サイト。華々しくデビューしたラノベニュースオンライン。アニメ化情報や新刊の特典、イベントなど様々なライトノベルについての情報をまとめています。独自の作家さんへのインタビューや編集部員によるコラムもあってまとめるだけではないメディアとしての役割を果たしています。
個人ブログなどから記事の提供を受けていることや書き手にスカウトする(ゆきともさんなど)ところも好感が持てます。作品投稿のページは作品投稿が少なく過疎っていて寂しい……。
収益はバナー広告とAmazonによるアファリエイトだと思われます。バナー広告は相変わらず非角川系のみ。具体的には、この記事の時点で、ガガガ、一迅社、創芸社クリア。しかし、スニーカー文庫、ファンタジア文庫で作品を出している作家へのインタビューが行われていることから、角川に嫌われているということはないでしょうね。単に角川が広告効果へ疑問を持っているからなのかな。長く続いて欲しいですが、どうなりますか。僕個人としては期待してます。
ライトノベルを書こう!!
個人サイト。作家志望のための投稿サイト「ライトノベルを書こう!!」内にあるコンテンツです。レーベルのサイトの更新情報とYahoo!ニュースのライトノベル記事を扱っています。リンクのみ。
さあ、ここからが第二幕の幕開けです。
リココのLieと述べる記憶
個人サイト。ライトノベルニュースを毎日レーベルごとにまとめています。コンテンツはニュースまとめと書評がメイン。毎日、ほぼ全てのライトノベルについての情報を収集しています。その精力的な更新とライトノベルに対する向き合い方は尊敬しています。週ごとのまとめもあります。リンクに一言コメント付き。
そして、まぐまぐにてメールマガジン○リココのライトノベルジャーナル「ラノじゃ!」 を先日開始しています。
ニュースのまとめ、コラムやライトノベルinニコニコ生放送にて書かれたコメントへの紹介など頑張り過ぎぐらいな量のボリューム。週刊です。ぜひ、購読してみてください。その価値は必ずあります。ePubでも読めます。
個人ブログ記事も扱うサイト
ウォーターバード::ライトノベルニュース
個人サイト。ライトノベルクラスタの@mizunotoriさんがはてなブックマークしたライトノベル記事を毎日まとめています。新刊情報が欲しいという人をターゲットにしているのではなく、中から上級者のラノベ読みにその日話題になったライトノベルニュース(個人ブログ記事なども)を提供するというのが狙いだと思います。特徴としては、mizunotoriの過去のブックマークを生かして一年〜六年前のニュースを紹介している所です。
新装版 ライトノベル速報中
個人サイト。新刀無乃と名乗る人物によって運営されています。誰なんでしょうね。ブログの性質は、ウォーターバード::ライトノベルニュースに近いです。レーベルの更新情報やアニメ化や個人ブログ記事を中心にまとめています。
以上で各サイト紹介終わり。ライトノベルニュースといっても二種類あると思います。新刊や特典、アニメ化などの公式情報とそこから派生した評論や議論などの個人記事です。最後に紹介した2つのサイトは、後者の情報を扱っています。インターネットが発展し、個人が情報発信できるようになりました。自分はこの作品を読んでこう考えるなどの話題をラノベ読みたちに提供することは大きな意味があります。
一つの個人が提供した記事が共有され拡散され議論され補完されることでさらなる価値を生むというサイクル。つまり集合知。その原動力に僕達はなりたいのです。
この記事が皆様のラノベライフに役立つことを願っています。