人が話していることは嘘だらけ

誰かが話していることを聞くとき、その内容は厳密的には正しいことでないことも人は自然と事実であるように話している。数字や事実などまったく異なることもだ。私たちが話していることは嘘ばっかりなのである。

これは、人間は正確に物事を覚えていくことがいかに難しいかということを露骨に表している。正しく覚えているようで間違っているようなことは頻繁にある。また、話している内にテンションが上がり事実より過剰に内容を言ってしまった経験はないだろうか。

カダフィ大佐天安門事件を武力蜂起だとか間違ったことを発言したように、人が話していることは当てにはならないのだ。教科書を見ながら話している先生でも、それは起こりうる。自分の記憶にとらわれる形でだ。

文献が手元にない場合ではさらに信用性が低くなる。日常会話などでは話を意識的にせよ、無意識的にせよ自分の中で事実より盛ることはよく見受けられる。つまり、人の話は鵜呑みにしては絶対駄目なのである。

どんなことも必ず自分で調べ、間違いがないか後で確認するべきだ。まだウェブ上の文章の方が、一度調べて書いていることが多いため信用がある。正しい物から間違っている物までピンからキリまであるが、全体としてはそれが真実である。そして、その際には正しい情報を見分けるメディアリテラシーが必要になるわけである。

正しい知識を求めるならば、どんなときも自分で本や文献を調べることが必須になるのだ。