オタク向けの漫画やライトノベルの舞台として学園が指定されることは多い.その場合,やはり高校生であることが多い.その次に小学生や大学生が来て,最後に中学生が来ると思っている.
中学生という属性は,創作物においてはまれだ.きらら時空では小学生や中学生に見えるが実は高校生みたいなキャラクターが一人はいるが,中学生ではない.
VTuberでも小学生や高校生,大学生は多いものの中学生はレアだ.女性キャラに限った場合.ロリは一般人からすれば,小学生以下に限定されるものではなくて中学生ともすれば高校生でも持っている属性であるが,界隈ではロリといえば小学生でしょうみたいなところがある.小学生未満では幼すぎ,知性がまだ育っておらずコミュニケーションに難があり,交流自体に犯罪臭がする.高校生はJKという神秘性があり,大学生は高校生よりも発言や行動に自由度が効き,時間に融通がきく.
オタク向けの作品で主人公たちが女の子が多かったり,女の子だけの物語の場合,中学生であることは稀だと感じる.
それ以外のジャンルで雑に調べるとジュブナイル向けの小説だと青い鳥文庫などでも中学生よりも小学生が多く,つばさ文庫では中学生のほうが小学生よりも多そうで間を埋めている感がある.
ジャンプだと高校生が多いが,少年向けファンタジーとかバトルが学園ものよりも多くてここでの議論に適していない.
創作物において中学生という属性は,中途半端かもしれないが長期作品になることを狙う場合,高校生に進級する選択肢があるのでもっと中学生物が増えてもいいのではと思う.なぜ中学生があまりいないのか.この理由は作者が高校生時代のことは覚えていてまた需要が多く,小学生は読者も含めてよく覚えていないのでファンタジーで書いても許される,一方中学生時代は記憶があいまいとかそんななんとなくではないか.
記事のタイトルに「感じる」みたいなふわっとした言葉を書いたのは,感じているだけで特に検証もしていないのでそのうち定量的に調べたい.誰に向け書いている作品群か,漫画なのか小説なのかということが大いに影響してくるので慎重さが必要だ.だがラノベとかアニメ化したきらら系アニメの中の学園物では中学生が少ないという考えが当たっていると思っている.
そんな稀な中学生VTuberの花咲あやめちゃん好きです.