VTuber理原ひなり (ことはらひなり)ちゃんはバーチャル大分出身?やっていた部活は?ニャキ子はだれ?

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理原ひなり(ことはらひなり)ちゃん.

元アマリリス組の女子大学生メイドで大学一年生,元野球少女.背も小さい.胸も小さい.子供服が着られる.コーヒー,カフェ好き.よく笑っている.動揺すると深夜でも叫んでよく人の鼓膜を破壊する.料理が得意で早朝によく料理配信をしている.

よく出てくる友達に近所に住んでいる社会の人でお姉さんキャラのニャキ子がいる.酒,たばこを嗜む.声がイケメン.Vのオタクででろーんが配信に来たときは限界オタクムーブをしていた.

そんな理原ひなりちゃんとニャキ子.理原ひなりちゃんの出身はなんとバーチャル大分なのである.Vの者でバーチャル大分出身はほとんどいない.バーチャル大分出身疑惑は,別府温泉推しなあたりからなんとなく疑っていたが,ア組解散の直前あたりで大分弁使用者であることをぽろっと言ってしまい,それ以来特に隠さなくなった.なので,最近ではよく大分トークをしているし,めじろんダンスやローカルCMソングを歌っている.そういえばのんだらのれんの歌とか歌ってほしい.

めじろんダンスは確か国体の時の宣伝か何かで作られたんだけれど,そのとき小学生とかだったみたい.私が高校生だったので,懐かしい.めじろんは,その後大分のマスコットしてすっかり定着した.

私の大分市の方の話が出てこないので別府方面なのかな.でも聞いた範囲だとうみたまごとか高崎山の話も出てこない.

大分関係者としては大分トークが聞けて嬉しいんだけど,しかし常にトークを聞くたびに共感しがちなので聞き流すみたいなことができないので,少しずつ聞いている.ひなりちゃんがんばってほしい.

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絵が上手くてトーク力があってゲームもプロレベルで歌も上手くほかにも色々最強なVTuberを作ろう

イントロダクション

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ノラネコPが言っているのは,たぶん猫宮ひなたちゃんかかんなちゃんのことだと思う.両者ともゲームが上手くてかわくて人気がでた(後者は議論があるが) という共通点がある.

魂が複数あるとこのように簡単にある分野においてとても上手いVTuberをプロデュースすることができる.それ自体は一つのアイデアとして面白い.絵が上手くてトーク力があって,ゲームもプロレベルで歌も上手くほかにも色々最強なところがあったら注目されそうだ.

ただ,魂が複数あると問題がおきやすいと考える.それはまとめるとVTuberが生きていてほんものであるかどうかという根本的な問題に関わってくる.

表面的なところ

生放送でトーク担当の方と話しているときに,他の分野の質問をされたら困る.ゲームの話をされて,どういう風にしたら上手くなれますか?と質問されたときに適切な返事ができるだろうか.また生配信で上手いゲームプレイを見せるのは技術的に難しいし,上手く合成できたとしてもタイミングなどで違和感をなしにするのは難しい.

同様に担当同士で情報が共有される必要があり,例えば誰が何を話したのかという情報は重要だ.

本質的なところ

表面的なところで書いたような問題が露呈したとき,より根本的なVTuberが生きているかどうかの問題になってくる.

VTuberが他のキャラクターと一線を画しているのが,生きていると言うことである.視聴者が生を見いだすためには,視聴者と相互にコミュニケーションをすることでVTuberの情報を共有することが一番簡単だ.自分の過去について話すのがてっとりばやい.そしてその情報は一枚岩であるべきだが,複数の魂を持っている場合その情報がきれいに結合されることは不可能に近い.ゲームをプレイするだけの魂であってもそのプレイをするためには,それぞれ過去がある.それをトーク担当の魂だけでは表現をしきることはできない.

私はVTuberは不完全であるから親しみを覚えると思っている.歌が上手いけれどずぼらだったり,スポーツが得意だけれど,おっちょこちょいなど,それは創作物においても当たり前のように使われる技法だ.完璧超人よりはどこか欠点があった方が好まれる.そして不完全なところが成長していく過程も重要である.

まとめ

魂を複数持つ場合,それによって制限が生まれがちだ.動画をメインにする必要がでてくるし,生放送では他の分野の深い知識に触れないなどお約束事項が生まれてくる.

これらの問題を解決して最強のVTuberを作るためにはいっそうのこと複数の魂を持つことを宣言しておいた方が良いのではないだろうか.VTuberにもいろいろな生物がいるように,魂が複数あってもよい.脳が複数ある悪魔的なモンスターを想像してほしい.もっときれいな例えとしては多重人格のように.魂A,魂Bがあるとして何か聞かれたらBはそう言ってるとAが言ってもいいわけである.今は魂Bは眠っていると言うこともできる.

VTuberにおいては,たった一つの生きている本物が存在する.上手くいかなかったら魂を気軽に取り替えるわけにはいかない.例えばサムネなどの姿は,キャラクターの絵ではなくて写真と表現されることもそれを象徴している.

MMDのように,Aさんのところのキズナアイといったことはない.

本物で生きているかどうかが最も重要である.

コンプティーク 2018年11月号

コンプティーク 2018年11月号

2Dモデル出身か3Dモデル出身かの違いによるバーチャルな身体への意識

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2Dモデル出身か3Dモデル出身かの違いによってバーチャルな身体に対して明らかな意識が見られるように思える.

2Dモデル出身者は,2D時代には自分の身体に対して修正を行うことに対して柔軟な対応をしている.例えば胸の揺れ方や首の長さを調節したり,トラッキングがうまくいくようにモデルに改良を加えることなどはごく当たり前に行っている.

それは3Dになってからも同様であって,モデルを使い分けたり問題の部分を直すなどのことをしている.

一方で3D出身者はモデルの修正などメタ的要素を極力出さないようにしている.一度作ったモデルは基本的にずっと使い続け,変更することはめったにない.変更したとしても,そのモデルをその後変更なしで長期間使い続けている.

そして放送事故のような骨折みたいなことが起きても,言葉を濁したりしてメタ的な発言は避ける傾向にある.

この違いは,2D出身者では視聴者に対してふれあうための宿る身体であり一つだけしか存在しないわけではないという意識が強く,3D出身者では自分そのものと意識が強いのではないかと私は考えている.どちらも身体に対しては愛がある物の,モデルに対しての本質的な考え方は違っているのだろう.

これに関連して,前世の記憶の有無も影響してくる.前世の記憶がないタイプの方は,2D,3D問わずバーチャルな身体が唯一といってもいいものと捉えることが多い印象がある.また設定を重視するタイプのVTuberさんは,メタ的要素を避けることが多い.

電撃マオウ 2018年11月号 [雑誌]

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YouTubeの収益化問題について

動画を収益化の対象にできる条件 - YouTube ヘルプ

YouTubeではある条件を突破し審査に合格すると収益化することができる.広告やスーパーチャット,メンバーシップの付与などの機能が使えるようになり,ファンや広告主から金銭面で援助が受けられるようになる.

その条件は,以下の物である.

チャンネルの過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間、チャンネル登録者が 1,000 人

REALITYでYouTubeの収益化について,収益の点から多くの不満を抱いているVTuberが多いみたいなニュアンスの話をして我々のプラットフォームならより稼げるといった話の展開をしていた.

それに対して私は,儲けることを第一考えているVTuberさんはそれほど多くないのではと考えた.

abcdef.hatenablog.com

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上の記事を書いたときには理解できていないことがたくさんあった.

まずREALITYで早い段階からある程度人気なVTuberさんが配信できるようになると考えていたがこれは間違っていた.一部のそれも3Dのメンツしか呼ばれなかった.

2Dのメンツもすばらしい3Dアバター作ってもらえて配信できると考えていたが,これは当面先かあるいは二度と無いかもしれない.

超人気なVTuberさん以外は,REALITY Avatarで自主的に作った身体でホロライブアプリみたいな形で配信するようになりそうに思える.3Dの身体を手に入れたとして超人気なVTuberさん以外でもREALITY本体で配信できるようになるのかは正直分からない.

またYouTubeの収益化の所のロジックに前述の通り疑問があったわけだ.この私の疑問の理由は今ならば分かる気がする.

YouTubeの収益化の一番大きな問題が一定の再生時間や登録者を達成することができるかできないかというところではなくて,申請が通るまで数ヶ月と長期間かかっており,その間審査に影響するかもしれないので配信などにある種の制限がかかる (はちこちゃんとか),収益化が何かの拍子に剥奪されるかもしれない恐怖 (例えばふくやマスターさん) などのことにたいして常に考慮して行動しないといけないからであると思う.

この問題に対して別プラットフォームとしての満点の答えは,ライバーに対して真摯で誠実な対応をして,フレンドリーなプラットフォームであることを約束しますというものである.なのでこれが守られるかどうかが重要な所になると私は思う.

輝夜月 手帳型スマートフォンケース A

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10/7 (日) は第二回ぽんぽこ24からテスト三昧な日に

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電撃マオウ 2018年11月号

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テレビではやってくれないコンテンツを扱ってくれるVTuber

VTuberの放送,動画がテレビのコンテンツと何が違うのか.その代表的な違いは,テレビではやってくれない自分たちの経験してきたコンテンツについて語ってくれることだ.

アニメ,ゲーム,音楽,MADなど権利関係でなかなか扱いづらいコンテンツについて話してくれるのがVTuberである.リアルでも友達同士ならば普通に話したり,ネットで交流したりすることはあるが,公共の電波に載せる番組として動画などのコンテンツとしてまとめられることはまれである.

そういう意味で仲間内で楽しむ物だったコンテンツを少しだけ明るいところに持ち出したのが,VTuberなのかもしれない.

とはいえ,ゆっくり実況や実況動画とどう違うのかと言われると,VTuberの動画は仮想的なアバターを通しているだけであると思う.ただ噛ましたフィルターが実は重要であり,それにより人間の体による印象を下げる効果が働く.

ゆっくりよりも人間的で,それでいて生主やYouTuberよりも仮想的,扱うコンテンツはテレビでやっていないと独自の立ち位置にあるのがVTuberである.

SNSとしてのVTuber稼業

VTuberは個人でやっている場合もあれば企業がやっている場合もある.企業がやっている場合でもにじさんじみたいに個人の裁量に任されている場合もあれば,キズナアイちゃんやシロちゃんみたいに企業として明らかに集団で方向性を決めてやっている場合もある.

個人系VTuberでは特に顕著だが,動画配信サイト上での視聴者に対しての表現ツールとしてVTuberをやっているだけではなくて,VTuber同士やTwitterなどでも積極的にコミュニケーションを取るVTuberが多い.

つまり,VTuber稼業はTwitterなどのようなある種のSNSをやっているようなものともいえる.もちろん参加者はTwitterに比べると圧倒的に少ないが,それでもめちゃくちゃ楽しいに違いない.

個人系VTuberでも出自が明らかな場合と明らかでない場合がある.前者は,たとえば漫画家や音楽家,何かのキャラクターがVTuberを始める場合である.例を挙げると,漫画家さんがリムコロさん,何らかのキャラクターがハッカドールなどである.

先ほど話したSNSとしてのVTuber稼業をやる人は,特に何かの技能に長けた方に向いていると思う.お絵かき配信とか普通にやっていても視聴者は少ないが,自分の好きな物と併せて総合的に表現することで多くの人に見て承認してもらえる.すばらしい.実際,その分だけコストがかかるんだけれど,それを気にしてもしょうがない.楽しいのだから.

VTuberをやることで,世界が広がり友達が増える.それはファンだけではなくて,ほかのVTuberだったり,企業だったりいろいろである.それはすばらしいことではないだろうか.

YouTubeなどでの企業案件であることの示し方

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上記の記事では企業からの依頼でテリアサーガというゲームを紹介するVTuber達を例に出して,どのようにして企業案件つまりスポンサーから報酬を提供してもらっていることを示したら良いのかというについて簡単に議論した.

企業案件であることを示す方法としては,動画内で言及する,タイトルにPRなどと書く,動画概要に提供なになに社のように書くといった方法がある.

これらに加えて,お仕事リストのようなページを作りそこにA社との企業案件,B社のBというゲームなどとまとめること,そしてYouTubeの公式機能である「有料プロモーションについての開示」する方法がある.

有料プロモーション(プロダクト プレースメント、おすすめ情報等) - YouTube ヘルプ

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この機能はVTuberだけでなくYouTuberでも使っているのをほとんどみかけないものの,マグロナちゃんのゲーム動画で用いられているのが確認できる.

いずれにせよ,企業案件であることについて言及せずに何かを紹介したり使ったりすることは倫理的に適切でないと捉えられがちなので,良い方法についてはYoutubeなどのプラットフォーム側も含めて議論されていくと思われる.

電撃マオウ 2018年11月号

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バーチャルサナトリウムから元気におはようございナース! 電撃マオウ11月号にバーチャルYoutuber名取さなが付録で登場! 全44Pオール名取さな小冊子は全国のせんせえたち必須の特製カルテです!

VTuberに触れ合うのではなくて眺めたい派

人によっていろいろ考えがあると思うのだけれど,私はVTuberに積極的に触れ合いたいとは思わない.

v-v-tail-log.hatenablog.com

この記事とかでみられるみたいに,VTuberに対して間接的に触れたり,プロジェクトをVTuberと共同で作業したりするのが好きという人はたくさんいる.他の例としてはライブハウスで一緒に盛り上がるみたいなのも当てはまる.

REALITYなどでVTuberに物を贈ったりするのもそうだ.こういう行動ができる人はVの世界の陽の者なんだろう.陰の者には厳しい.正直に言うとそういう自分の行動でVTuberに対して影響力をもたらすのが憚られる.自分の行動で彼女らの考えを変えさせたりしたくない.好きなVTuberに話しかけるのが苦手で空中リプライを送ってしまう人の気持ちがよく分かる.

類似例としてはラノベを読むとき,主人公の視点で読むことが一般的な人と神の視点で読む人の違い,百合カップルを遠くから眺めたい人の例などがある.つまり自分はあくまでも離れたところから尊さを眺めているだけで良い.

皆がみんな陰に籠もっているとVTuberの放送が成り立たなくなるのはもちろん分かっている.でも,バーチャルな世界なのだから (多様な世界だから) こういう人もいてもいいと思う.私ができる基本的な能動的行動はいいねと高評価を押すぐらいだ.

電撃マオウ 2018年11月号

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アイドル部で3D化されたメンバーは今後2Dの配信をするのかどうかに対する回答と3Dを導入したVTuberについて

経緯

15日現在,アイドル部でYoutube登録者数が5万人に達した3人とあともう少しで5万人に達しそうな1人が3D化された.

金剛いろは - YouTube

北上双葉 - YouTube

もこめめ*channel - YouTube

夜桜たま - YouTube

契約上残しているであろう1つの動画を除いて3D化以前の動画は.live公式サイトの方にすべて移された.

これをどう捉えるのか.2Dの動画をなくしたことは,3Dの新たな門出をものすごく強く印象づけるのに一役買ったかもしれない.また私は,今後は3D一本で行くので2Dはもう使わないという主張かと考えた.

しかし自宅で3Dの機材を動かすことが可能だろうか.もちろん個人勢では3Dモデルを動かしている人がかなりいるのを知っている.しかしアイドル部のメンバー全員がこれまでと同じように3Dで自宅から配信できるだろうか.会社でやる場合もしも関東に住んでいない場合どうするのだろうと思ったわけである.

ここで,改めてアイドル部のオーディションの要項を見てみると3D化についても記載がある.

それによると3D化したあとも生放送主体であれば自宅で行えるように機材を貸し出すと書いてある.これはつまり,各々ライバーがバーチャル自宅から3Dで配信をするんじゃないか.

もしかしたら自宅では3DモデルをiPhone Xで動かす方法をとるのかもしれないが.

追記 11/23 その回答と2Dだったが3Dを導入したVTuberについて

私の予想通り,アイドル部は2D配信を行わなくなった.切り替え時に配信頻度が一時的に下がったものの,その後は元の配信頻度へと戻った.

おそらく自宅から配信しているのだと思われる.雑談やゲーム配信を想定してか,手や足は動かせないようだ.

他のメンバーも全員3D化するようである.

【企業】にじさんじ にじさんじのメンバーも公式で3D化されたメンバーが増えてきた.いわゆるAbema7である.彼女たちは,2Dと3Dを併用するようである.3DはほとんどがイベントやRealityで使用されている.ただし今後自宅で3Dを運用するために特殊なセッティング環境が構築したようである (にじ3D).樋口楓さんの配信ではこのときはスタジオであったものの先日お披露目された.


樋口楓のにじ3Dお披露目&重大発表!!

フルトラッキングではないものの,2Dの良さを引き出しアイドル部よりも動きの自由度は高い.手の指も動かせている.

他のメンバーでも順次同様の配信が行えるようになるそうだ.

【企業】ホロライブ ホロライブの2Dメンバーだった白上フブキちゃん.3Dも使えるようになったが使用頻度は少ない.イベントに主演するときやスタジオに行くときに使うスタイルである.


白上フブキの3Dお披露目ですぞぃっ【Vtuber】


【白上フブキ】3Dにもおるやんけ!【3D受肉】

【個人】ぽんぽこ さえきやひろちゃんによって作られた3Dのぽんぽことピーナッツくんの身体.第二回24生放送のときに作られたオリジナル曲の完成版のPVとしてお披露目された.

2Dと3Dを併用するスタイルである.3Dはコラボのときや動きが必要な配信をするときに使われている.3Dゴーグルを付けているために一人で配信していない.そのため自宅では同時に二人を動かすことはできない.2Dを使うほうが多い.

その他 個人VTuberの天開司さんも3D化した.

まとめ

3Dに完全に切り替えたのはアイドル部だけだ.他は併用している.ライバーの負担を考慮して,3D配信のときもフルトラッキングではないスタイルを取っているところも見られる.

もちひよちゃんが言っていたとおり,2Dはとてもかわいいし視聴者も慣れている.またゲームや雑談配信などでは動きが必要になることはない.なので2Dを併用することは当然結論のように考える.3Dの利点は,動きの自由度以外に,3DのVTuberさんとコラボしやすくなるということもある.特にイベントではその利点がいかされるようである.

一方でにじ3Dの出来がいいのであれを見ると,2Dを捨てる選択も理解できる.美麗モデルを用意すれば2Dに匹敵する可愛さが得られ,にじ3Dやアイドル部などの楽なスタイルで配信することも可能であるからだ.

併用することの悪い点は,2つの環境を同時に運用する必要がありコストが二倍になる.例えば2Dで服を変更し,そして3Dでも別に服を変更するといったように,両者は完全に別物である.モデラーさんやママに発注するお金,やりとりする人が増えることでの関係者の労力,システムの維持費などが1つの環境に比べて明らかに増加する.

特ににじさんじは現在でも併用しているメンバーが7人いて,今後も増えるとすると問題となりそうだ.ただ企業,ライバー,ママそして視聴者も2Dにも愛着があるので簡単に切ることはできない.コストが増えてもそれに見合うお金を得られるかが企業から見て現環境の維持の鍵となりそうである.

コンプティーク12月号増刊 Vティーク Vol.2

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